益子の名物といえばこの大たぬき 4月の上旬に高尾山へのハイキングを予定していたんだけれど、あいにく雨が降ってしまい中止に。 「どこかへ行きたいねー」と思っていたのですが、GWに益子で陶器市をやっていることを思い出し、行ってきました。 益子へ来るのは、もう学生のとき以来15年以上ぶりです。 調べたら下館から益子方面へSLが休日だけ走っているというので、乗ってみました。 SLは乗ってしまえば普通の電車と変わりがなく、車内は親子連れでいっぱいで、軽く後悔。 修行な小一時間となってしまった。 いまどきのお父さん&お母さんはちっとも子供を叱らないのですね。私の隣の男の子はまるで王子様のようだったな。 イーストを使ったもちもちしたドーナツ。ネットで調べたときに出てきてあまり期待しないで食べたんだけど、おいしかったです! 益子は若手のアーティストさんたちが移り住んだりしているので、なんだかナチュラルでロハスでオシャレな感じ。外国の人も多し。 このおじさんは豆カレーを作っていたのかな、確か。お米を研いで帰ってきたところです(手にしているのはお釜)。 ちょっと、軽井沢とか湯布院のような雰囲気だった。 ま、それはそれでいいんだ。オーガニックなおいしい食事は大歓迎だし。 ただ個人的には昭和30年代のままのような古い商店の店構えや崩れかけた民家などが好き。 古道具屋さんも多し。しかし時間がなくてほとんど見られなかった。 今回の益子行きの目的のひとつは、このお店「スターネット」へ来ることでした。妹が1月に訪れてとてもよかったと言っていたので。 陶器市が行われている大通りが途切れてからさらに歩き、少し入った池のほとりにあります。 行ってみたら、以前に読んだ本 自分の仕事をつくる 西村 佳哲 / / 晶文社 ISBN : 4794965850 で紹介されていたところでした。 半径40kmぐらいの範囲で生活に必要なものをまかなおうというコンセプトは身土不二の精神そのものですが、とにかく洗練されています。 共販センター脇のよこ道は若手作家さんたちのテントが出展していた。そのテントの向かいにあった建物。民家ではなさそう、旧公民館とかかしら。 今回のテーマは「酒器」でした。ガラスのものや蕎麦猪口の小さいのなど普段使いの酒器は数種あるので、少し雰囲気の違うものをと思い、あまり気を入れずに探していたら、出会ったのがこれ。 お茶をいただく汲み出しですが、私にはこれぐらいの大きさがちょうどいいのです(笑)。 仕事ばかりの毎日も楽しいのだけれど、自分ひとりで「あーでもない、こーでもいない」やっていると時々水が腐るように色々濁る。 たまにはこうした遠出をしよう。
by fridas
| 2008-04-30 13:53
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